田んぼの状況 |
令和5年秋撮影
稲刈り前のポーズです
生まれも育ても私がコーディネート
した姿です
やり直しがきかない今年の稲作
秋は田んぼの
ターンボコレクション
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令和6年 夏
近年天候も遠慮なく夏を盛り上げて
います、ずいぶん前の皆さんの年齢
が少ない頃に、冷夏で夏を遠慮してくれ
ていた時は稲にとってイモチ病という
菌の被害が出ていました
気温が25℃くらいで稲の葉が乾かない
とイモチ病が発生する条件になります
今年のように遠慮なく暑い30℃以上
ですと稲の葉は乾き、菌は飛んでいても
発生しないです。
暑くても涼しくても田んぼは力を
出してくれています。
令和6年8月
宮城の涼しいところで作成
菅原 秀敏
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そんな「お米」のお申込み方法(令和6年産米) |
★令和6年産は田力本願栽培(耕起あり、肥料も農薬も使わず、
代掻き有り)です。 |
★品種はササニシキいずれも玄米、白米をご用意しております。 |
★販売単位は1kg以上から、これに送料が加わります。
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これが田力本願の稲作 |
「田力本願の米、栽培履歴」
★農薬を使っておりません since
2003 |
平成15年から農薬を全く使わない稲作を行っています。そして農薬を使わないでも、雑草、害虫、病害に稲が負けないよう丈夫な苗を育て、自然の力と共生しながらの稲づくりを実践しております。 |
★化学肥料も有機肥料も使っておりません since
2003 |
化学肥料はもちろんですが、例え有機肥料であったとしても何らかの化学成分が含まれている場合もあります。そのため田力本願では平成15年に大部分の田んぼを、そして平成16年には全部の田んぼで無肥料稲作を実践しております。
・育苗においては、有機肥料を用いています。 |
★田んぼを耕しません since
1992 |
田力本願稲作は農薬も肥料も使わない稲作です。これを可能にするためには、稲の生命力を高める必要があります。平成4年から田んぼを耕しておりませんが、稲は硬い大地にしっかりと根を張り、そして生命力を高めています。
・平成18年作及び平成19年作では、代掻きを行っています。
・平成19年作では、耕起を行いしましたので不耕起ではありません。
・平成20年作も耕起を行いしましたので不耕起ではありません。
・平成20年作以降、不耕起ではありません。
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★冬から田んぼに水を入れます since
2003 |
田んぼに水があると様々な生き物が賑わいます。そしてこういった生き物たちは稲作にも良い効果をもたらすことがあります。そのためできるだけ長い期間、田んぼに水を張ることにしました。
・平成19年作では、2月以降、田んぼを乾かしています。
・平成20年作では、冬の田んぼに水を入れませんでした。
・平成20年作以降、冬の田んぼに水を入れませんでした。
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肥力頼みの稲作について |
平成29産では肥力頼みの稲作は行いませんでした
★畑地(転作田)を水田に復旧 since 2005 |
世間で言うところの「米余り」の時代を尻目に、私の農家経営は平成17年からさらなる「稲作頼み」とすることにしました。それで、いままで畑作していた転作田を田んぼに戻し、そこでも稲作しました。 |
★市販の有機肥料でサポート |
畑地から田んぼに戻った転作田ですが、肥料を使わずの「田力本願栽培」をするには、まだ田んぼの土は十分に醸成されておらず、市販の有機質肥料を稲に与える「肥料頼み」で栽培しております。 |
★ゆくゆくは田んぼ本来の力で育てる「田力本願」へ |
この肥力頼みの田んぼは農薬は使っていませんが、冬の田んぼに水をかけることで土が醸成されてきたら、肥料使わずの「田力本願」栽培に切り替えて行く予定です。 |
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イネづくりの方法
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田んぼの畦で見かけた雑草花を添えながら、田んぼ本来の力で育てる「田力本願」のイネづくりについて解説します。
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生産地は? |
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宮城県北地方の栗駒山を眺めることのできる栗原市の志波姫です。 |
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生産者は? |
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田んぼを耕さない方法のイネつくりを13年続けている菅原秀敏です。 |
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苗づくりの方法は? |
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育苗には有機肥料を使い、できるだけ自然に近い状態の苗代で育てました。 |
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稲づくりの方法は? |
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田んぼを耕さず、冬から田んぼに水を入れる冬期湛水水田で、農薬も肥料も使わない稲作りです。 |
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農薬を使わず稲づくり
できるのですか? |
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雑草は冬期湛水効果で、かなり抑制できました。 |
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稲の病気の対策は? |
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田んぼを耕さず、肥料をまかないと、稲の生命力が高まり、病気に強くなるようです。 |
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農薬を使わないとクモなどの天敵が増え、ある程度の害虫被害を抑制できます。 |
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肥料がなくても稲は
育つのですが? |
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田んぼを耕さず冬期湛水すると微生物が活発になり、水田表面のワラが熟成して肥料の効果をもたらすようです。 |
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生産者あいさつ |
平成4年から田んぼを耕さない稲作に取り組み、平成15年には、農薬を使わない冬期湛水水田に取り組んでおります。
「環境にいいことしてますね。」と言われることもありますが、そんな大それた気持ちはありません。「場合によってはいつでも農薬をぶっかけてやる。」と思いながらのやせ我慢農業の毎日です。それでも今日まで農薬を使わないイネづくりを継続できました。
平成16年には田んぼが栄養過多にならないように、思い切って肥料も使わないイネづくりに取り組んでおります。
平成17年には苗作りをより自然に近い状態にだきるように、苗代にも挑戦しております。
平成18年には、前年に雑草の活躍が目立ったため、田んぼ崩壊とならぬように代掻きし、除草機を使うなどして、平和な田んぼを維持しています。
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田力本願試作の乗用除草機 |
また平成17年には一部畑地を水田に戻し、稲作を行いましたが、まだ土が醸成されておらず、市販肥料を用いて稲作しました。
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肥力頼み田んぼに復活した絶滅危惧種の「みずあおい」 |
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